今回は、こんなランキングがあったので、ご紹介致します。
「あっ、と思った時にはもう動けない・・・。」
そうです皆さん経験されている方は、多いと思います、
「ぎっくり腰」といわれる急性腰痛。
~この原因となった動作ランキング~
第5位 「駐輪場で自転車を移動しようとしたとき」
第4位 「朝、目が覚めて起き上がったとき」
第3位 「咳やくしゃみをしたとき」
第2位 「顔を洗おうと前かがみになったとき」
そして、
第1位 「荷物を持ち上げたとき」 でした。
https://allabout.co.jp/gm/gc/300128/
どうです、皆さん納得でしょうか?
1位の「荷物を持ち上げたとき」に関しても、
そんなに重いものでなくても、起きてしまうことが多いです。
あの痛み、辛さは経験しないとわからないですよね。
ひどいときには、起き上がれないほどの状態になります。
ドイツ語では、その不意をつかれることから、「魔女の一撃」<Hexenschuss>
といわれてます。
では、なぜ「ぎっくり腰」を起こすのか・・・
実は、このランキングにある動作というのは、あくまで引き金(キッカケ)であって、
その原因はそれ以前のカラダの状態にあります。
もちろん、普段やらないような運動や作業をやりすぎてしまうことによる疲労であったり、
腰に負担のかかる姿勢が続いたことによるものもそうですが、体の冷えや
精神疲労によるストレスも原因となったり、食生活の乱れからくる胃腸の疲れ、
そして、寝不足(睡眠負債)など様々です。
それらの要因が、地震の原因となる「ひずみ」と同じように、少しずつ蓄積し、
ある時、ランキングのような引き金をキッカケに「ポン。」と弾けるように起こってしまいます。
腰は身体の「要」(かなめ)と書くように、「要所であり、急所です。」
予防のために、時々はいたわってあげましょう。
それでも、万が一、「ぎっくり腰」を起こしてしまったら、
対応を間違うと悪化する恐れもあります。
自己判断せず、ぜひ、当院までお問い合せ下さい。
一日も早い回復のお手伝いをさせて頂きます。