もうすぐハロウィン! 秋晴れのいい季節、お出かけして、美味しいもの食べて楽しみたいですよね。
ただ、この時期、日中と朝晩の気温差が激しく、カラダがついていかなくなり、自律神経が乱れ、
免疫力が低下し、湿度も下がり、またコロナやインフルエンザの猛威に負けてしまうかもしれません。
そこで、大事になってくるのが体温です。
基礎体温を高く保てると、免疫力も上がり、自然と自律神経が働き、環境による温度変化(暑さ寒さ)にも、
きちんと対応してくれます。できれば36.5℃以上に保てるといいでしょう。
「こどもは風の子」というように、こどものうちは血流も代謝もよく平均体温が高く保たれており、
寒さも気にならないはずなんですが、最近は部屋の中でオンラインゲーム、you tube動画をみてばかりという
ことが多く、こどもでも平均体温が低い傾向の様です。
ましてや、大人になるとさらに、血流や代謝が悪くなり平均体温は低く、冷え症となり生活が乱れ悪循環に陥ってしまいます。
もちろん、温かいものを食べたり、いろいろなあったかグッズで防寒対策も大事ですが、
まずは、冷え症の症状やタイプ別に正しい対策をして、平均体温を上げ、自律神経を整え、免疫力を活発にしていくことを
おすすめします。
1,全身冷えタイプ
・少し忙しく動いていると疲れてしまう。
・いつもだるさを感じている。
・風邪をひきやすい
・平熱体温が35度台
・舌の色が白っぽく、ふちに歯型がつく
・汗をかきにくい
・ストレスが溜まっていると自覚している
・上も下も防寒、あちこちカイロを貼ってしまう
対 策 ➡ 食事にに気をつけ、まずは体力をつける。
毎日、深呼吸を心掛け、ヨガや体操、ストレスを行うといい。
一日にやれることをしぼる。無理をしない。
カラダのツボ押し 足三里(あしさんり) 合谷(ごうこく)気海(きかい)脾兪(ひゆ)
2、下半身冷えタイプ
・便秘になりやすい
・お腹が冷たい
・足がつる
・舌血色が悪い
・時々、めまいを起こす
・生理痛がつらい
・のぼせる
対 策 ➡ 睡眠環境を工夫しなるべく質のいい睡眠を心掛ける。
下半身浴や足湯などで腰や足首を温める。
ウォーキングやハイキングなど足をよく動かす。
辛いものは控える。
カラダのツボ押し 神門(しんもん) 三陰交(さんいんこう) 関元(かんげん)
大腸兪(だいちょうゆ)
3、内臓冷えタイプ
・情緒不安定
・時々、腹痛や吐き気が起きることがある
・舌の色が赤黒い色をしている
・顔&頭から汗がたくさん出る
・夕方になると、足がむくむ
・夜中によくトイレに行く
対 策 ➡ 生ものや冷たいものを控える。
お腹(下腹部)を冷やさない。
アルコール、脂質を控える。
カラダのツボ押し 肝兪(かんゆ) 腎兪(じんゆ) 太谿(たいけい) 豊隆(ほうりゅう)
4、四肢末端冷えタイプ
・頻尿気味である
・下痢をしやすい
・手足がむくむ
・頭が重い
・舌がブヨッとした感触で、色は白っぽい
・夏でも足が冷たく、就寝時も靴下が不可欠
・下半身が太り気味
対 策 ➡ カボチャや煮物を食べる。
身体づくり(筋力をつける)。
深呼吸と手足ブラブラ体操
カラダのツボ押し 合谷(ごうこく) 陰陵泉(いんりょうせん) 湧泉(ゆうせん)
百会(ひゃくえ)
他にもいろいろと工夫や対策もありますが、まずは自分の身体を知り、動くための基礎的な体力がないのか、
脂質や糖質、タンパク質などエネルギーの代謝が悪いのか、血のめぐり(血流)そのものが悪いのか、
原因とタイプをよく見極めることが大切です。
ご紹介しましたツボは、本や雑誌、ネット等で調べてみましょう。
もし、キチンと対策を知りたい方は、当院にご相談下さい。
ツボの正確な位置・押す強さ・どのくらいの回数がいいのかなど、わかりやすくお伝えしていきます。
基礎体温を上げ、自律神経の働きを活発にし、免疫力をアップさせ冷え症解決!
院 長