はじめに、今年、元旦に発生した能登半島地震、そして9月21日から発生した能登地方大雨災害により、亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の皆様に謹んでお悔やみ申し上げます。また、被災された皆様、そのご家族、関係者の方々に、あらためて心よりお見舞い申し上げます。地震により大きな被害を受け、復旧、復興に向けてこれからという時にさらなる豪雨による甚大な被害に心が痛みます。被災地の一日も早い復旧、復興を心よりお祈り申し上げます。
そして、今、私たちができること、すべきことは何か?
いろいろな形でのお見舞い及び支援はもちろんのこと、また、いつ起こるかわからない、起きてほしくはないが起こりえる災害に備えておくことも必要と感じています。
過去に、2011年の東日本大震災、2015年の鬼怒川決壊による常総市水害、2019年の台風による大子町水害で、被災地にてボランティア活動をさせて頂く中で、もっとできることはなかっただろうか、ほんとに被災された方々のためになっていただろうか?自己満足になっていなかっただろうか?と考える中で、もっと、自分のスキルアップが必要と思い、実際に能登地震の際にDMATで入られた隊員の方にレクチャーを受けたり、災害医療研修を受講しました。
災害医療研修では、実際に大地震が発生したという想定の下、情報収集から、避難所の運営方法まで学ばせて頂きました。あくまで想定での実習ですが、学ぶのと学ばないでいるのとでは、大きな違いがあると感じました。そして、日々、進化していくマニュアルを継続して身につけていく必要があり、今後起こりうる災害にに備えて、スキルアップをしていきたいと思います。
院 長