「20代以下の若い世代にも急増! 隠れ腰痛」
国民病ともいえる腰痛は、多くの原因によって引き起こされ、その数は30種類以上もあるという。そして今、若い人でも「隠れ腰痛」が増えているようです。
原因はズバリ、運動機能の低下にある。ゲームやスマホにより外で遊ぶ機会が減少した結果、縄跳びをしただけで足首を骨折したり、しゃがむことができず和式トイレが使えなかったりという影響が出てくる若者も多くいます。病院では5歳の子どもが腰痛の症状で来院することもあるらしい。
腰痛と聞くと、みなさん腰が悪いのだと普通に考えることでしょう。でも、実は腰そのものが悪いというものは少なく、人のカラダは頭から足の先までつながっていて連動して体の動きを作っているので、足の指が痛かったり、足の裏が偏平足だったり、足首、膝、股関節に問題があったりすると、腰痛を引き起こします。
また、不思議とカラダの上半身、首や肩、肩甲骨、猫背など姿勢不良から腰痛の引き金となることが多くあります。若年層からの無理な運動負荷、長時間の勉強なども腰痛につながる可能性があります。
多分、痛くなっても数日で痛みはなくなるでしょうが、それは治ったのではなく、隠したとと思ってもらってもいいかもしれません。隠しただけなので、また時々顔を出すことになるでしょう。それが、頻繁に繰り返され慢性化した腰痛へとなっていくこともあります。
そうならないようにするためには、頭の先から足の先までうまく連動できるように、脳に痛みをインプットし記憶させないように、心もカラダもいい状態にしておくようにすることとカラダの姿勢を整えることが重要です。
その方法として、もちろん運動・睡眠・食事を気をつけるとともに、「はり灸」で全身を整えていくといいと思います。若い時からこそ、必要なボディメンテナンスで、自分のカラダへの投資です。
院 長