平成29年6月9日 読売新聞記事
もし、自分だったら・・・
昨年、東京都大田区の大森赤十字病院他、東京,神奈川のガン治療を行う
5施設の大規模病院で医師、薬剤師を対象に行われたアンケートで、
もし、自分が進行がん患者だったら、抗がん剤治療を受けるか?
結果は、4人に1人が消極的。
理由として、「根治しない」、「延命を望まない」、「副作用がつらい」など
だった。
おそらく、これは現場で実際に患者さんを目の前にしていることでの本音なのかもしれない。
また、仮定と現実でもまた変わってくるのかもしれませんね。
いずれにしても、ガンとの戦いは辛く苦しいもので、特に抗がん剤による副作用が辛く、
それを和らげるために何人かの方に私も鍼灸治療をした経験があります。
言葉では、言い表せない壮絶なものでした。
近い将来、がんが治るようになることを願いつつ、鍼灸の得意とする「未病治」という
病気になりにくい身体づくりとして役に立てるよう日々、鍼灸技術の研鑽に励みたい
と思います。