先日、研修会に参加し水戸医療センターの整形外科医 広瀬先生の講義を受けてきました。
先生には、おもに股関節についてお話頂きましたが、特に大事なこととして、
初診がとても大事であるとおっしゃっていました。
救急でない限りはどうしてもとりあえず様子を見てという形で終わってしまうことが多いが、
重大な病気が隠れていることもあるので、混んでいてもなるべく時間をかけて診察し、
血液検査などは極力して頂くようにはしているそうです。
また、すぐに痛み止めを処方してしまうのは危険で、病気のサインを消してしまい、
良くなっているのか、どうかわからなくなってしまうので、
夜も眠れないほどだったり、日常生活に大きく支障がある時以外は、
なるべく、出さないようにしているそうです。
ですから、やたらに痛み止めの薬を飲んだり、シップをベタベタ貼るよりは、
まず、体の痛みの信号を感じて、はりやお灸により自然治癒力を高めてみては
いかがでしょう。