「技術と根気」
膝の痛み、なった人でないとわからないというくらい、辛いものです。
私自身も、学生の頃に一度、オスグット・シュラッター病
なんだか名前だけ聞くと、強そうでかっこいいですが、これが、痛い痛い(>_<)
脛骨(けいこつ)という膝のお皿(膝蓋骨)の下の骨が出っ張って痛む軟骨炎で、
運動時、常に痛みがあり、テーピングでなんとか補強し、運動後もアイシング、ストレッチは欠かせませんでした。
その頃はまだはり灸は知らなくて・・・。
二度目は、十年前頃に膝の内側を痛め、毎日、アイシング・はり灸・ストレッチを繰り返し、歩行、階段が楽になるま
で、半年かかりました。
膝は、構造上、関節内部まで栄養する血管が来ておらず、周りの血管から少しずつ少しずつ栄養をもらいます。
しかもクッションの役割である軟骨は切れたり剥がれたり、壊れると再生はできません。
なので、プロのスポーツ選手にとって膝のケガは致命傷になることが多いのです。
私も、エアロビクスやダンスなどをしている学生たちを診させて頂いてた時は、とても大変でした。
休むか出場か、先々を考えるかチャンスは一度を優先か、悩みながらの治療です。
また、女性に多い、「変形性膝関節症」
60代 女性 Hさん 左膝内側の痛み
71歳 女性 Tさん 右膝外側の痛み
71歳 女性 Tさん 左膝裏の痛み
皆さん、大変お辛い様子で、何とか早く良くなるようにあらゆる手を尽くして治療をさせて頂いています。
アイシング・温熱・テーピング・セルフケア~自分でできること~、そしてはり灸。
技術と根気が必要です。