お彼岸も過ぎて、ようやく秋めいて清々しい季節になると思いきや、次々と来る台風の
影響で、30度を超える暑さの残る日もあり、そして、朝晩は冷たい風に変わっております。
こうして、一日一日季節は変わっていくのですが、人間のカラダはなかなか対応できないのが現実です。
気圧により自律神経が乱れ、食欲不振や睡眠不足、めまいや立ちくらみ、頭がスッキリしない、微熱が続く。
足が重くだるい、むくむ、風邪のような症状があるなど、様々な不調を起こします。
また、それを助長してしまうのが、空調慣れ、冷たい飲み物やアイスクリーム、果物を取ることが多く、
入浴時はシャワーのみ、不規則な生活などです。
そのうちに、慣れるだろうと思うとそうではなく、長引くとうつ病や感染症にかかりやすくなり、
不調を抱えたまま過ごすことになってしまいます。
そこで、秋バテを解消するためのコツは、季節に順応する準備を怠らないことです。
よく皆さん、何月になったからと、暦の月を気にしますが、もっとよく気にしてみて下さい。
二十四節気では、
白露・・・夜中に大気が冷え、草木に朝露が宿り始める頃
秋分・・・昼と夜の長さが同じになり、太陽が真東から昇り真西に沈む 彼岸
寒露・・・夜が長くなり、露が冷たく感じ、朝晩の冷え込みがきつくなる
霜降・・・山や北国では、露が霜に変わり降りはじめる
つまり、季節の移り変わり、自然の変化に目を向けることが必要です。
そして、養生(予防)です。
カラダを温め、免疫力をつけ、自律神経を整えましょう!
その一つに、はり灸を取り入れてみて下さい。きっと、役に立つと思います。