今年も、木瓜の花がきれいに咲きました。
花言葉は、「先駆者」、「指導者」。
また、戦国武将織田信長の家紋ともなっている花です。
今は、桜も満開となり、心和むといきたいところですが、やはり、連日報道されている
新型コロナウイルス感染症によって、花見もできないような事態です。
世界中に蔓延してしまったこの感染症には、まだ、完全な治療薬やワクチンはできていないので、
長期にわたって私たちは、闘っていかなければなりません。
日本が世界の「先駆者」、模範となるような行動を取っていきたいところです。
手洗いうがい、消毒の徹底、行動の自粛、自身の健康管理です。
行動の自粛によって、運動不足やストレス過多にも気を付けなければなりません。
特に、有酸素運動が有効ですが、ウォーキング、ジョギングなどの他に、気功や太極拳なども
とても良いです。
気功は自分で行う内気功と、受けるものでの外気功があります。そこで、重要なことが呼吸です。
今回の感染症でも呼吸器系の症状(肺炎)が重篤になると命にかかわることになります。
はり灸の治療においても、必ず呼吸の状態を確認し、脈を取って状態を観察し、
外からの敵を守る防衛の役割として「衛気」(えき)に対しての治療を行います。
簡単にいうと身体のバリヤーの役目となるものです。言い換えれば、「免疫力」ともいえます。
皆さんもこの機会に、自分のカラダのバリヤーを見つめなおしてみてはいかがでしょうか?
院長