「夜中に何度もトイレへ・・・。」
「急にトイレへ行きたくなる・・・。」
「おしっこの出が悪い・・・。」
「おしっこが残っている感じ・・・。」
年齢と共に、出てきますよね。トイレの悩み。
~前立腺肥大症について~
前立腺は膀胱の下にあって、主に精液の一部の分泌と排尿の調節をしています。
この前立腺が肥大して様々な症状が起きてきます。
1、頻尿や失禁などの蓄尿症状
2、出にくい、出づらいなどの排尿症状
3、残尿や漏れ残るなどの排尿後症状
4、出ない(尿閉)
放っておくと膀胱炎や腎炎などを起こしたり、腎不全などの重篤な病気にも
なりうるので、まずは、病院での適切な治療が必要です。
検査は、質問票と問診から始まり、尿検査、残尿検査、超音波検査
尿流量検査、膀胱鏡、MRI検査など症状によって行われます。
PSAという癌を調べる検査もありますが、がんや前立腺肥大だけでなく、
長時間のサイクリングや射精でも値が上昇します。
前立腺肥大の治療は、薬物療法と手術療法とありますが、
蓄尿(ポラキス、バップフォー、ベシケア、ウリトス、トビエース、ベタニス、スピロペントなど)
排尿(ハルナール、アビショット、ユリーフ、ザルティア、プロスタール、パーセリンなど)
他、生薬や漢方薬なども。
手術としては、
経尿道的バイポーラ電極前立腺核出術(TUBE)、ホルミウムレーザー前立腺核出術(HoLEP)などが
おもに尿閉に対して行われます。
そして、手術が適用となるものは別として、薬を服用しながら、生活習慣の見直しと骨盤底筋の強化、
ストレスの軽減等も重要なことですので、併せてはり灸も受けて頂くといいと思います。
是非ご相談下さい。