このところ、急に寒さがきつくなってきました。
寒くなると気づかないうちに、姿勢が悪くなり、全身凝り固まった状態になっております。
血のめぐりも悪くなり、さらに体が身を守るために自律神経が緊張し負のスパイラルが
はじまります。
そうすると、ある時、突然「ギクッ」と腰を痛めてしまったり、あちこちピリピリ、ジンジン神経痛が
起こり出します。
そうなってくると、ちょっとやそっとでは、辛くてどうにもなりません。
そこで、痛み止めの薬やシップを病院で処方してもらうと思いますが、残念ながら、あまりかわらず
ということで、ハリが効くと聞いてご来院いただく方が多いです。
もちろん、ある程度、薬やシップでも痛みが和らいだり、楽なような気がしますが、根本的な対処には
至ってはいません。
そして、自己判断でやってしまいがちなのは、冷えて血行が悪いのだと考え、痛むところをカイロや入浴で
しっかりと温めてしまうことです。
間違いとも言えないのですが、状況や症状によります。間違うとかえって痛みや辛さを悪化させてしまいます。
まずは、病院で骨や内臓に問題がないか診てもらうことは、大事だと思いますが、痛みを取ることと同時に
なぜ、痛めることになってしまったかを考えることも大切なことです。
そういう意味でも、「困ったときのはり灸」と覚えておいて下さい。
きっと、あなたのお役に立てると思います。
ギックリ腰でいえば、身体の奥深く体幹筋といわれる筋肉が引き伸ばされ、胃腸の不調が影響し、
神経が緊張状態となっております。
これを、その人に合わせて関係するツボに「はり灸」で刺激をして、筋肉をゆるめ、胃腸の働きを改善し
神経の緊張を緩和させて、身体そのものが原因を解決し、治していくのです。
ぜひ、また同じ痛みを繰り返さないように、しっかりと身体を診ていきましょう!
いつでも、ご相談下さい。お待ちしております。
院 長