今回第7回となりますお灸講座ですが、クーラー病ということで、おもに自律神経の乱れとともに
冷えからくる関節の痛みに関して、学んで頂きました。
エアコンがあることで、快適に過ごせたり、仕事や勉強の能率も上がったり、最近では、
熱中症の予防には必要なものですが、あまり慣れ過ぎてしまうと、人間が本来持っている
環境適応能力が落ちてしまい、自律神経の乱れが生じてしまいます。
人間の体はこの自律神経によって、様々なからだの機能を調節しており、これが、
乱れることでだるさや頭痛、胃腸症状、不眠、肌荒れなど人によっていろんな体の不調が現れます。
特に、夏のクーラーからの冷えからくる関節の痛みはとても辛いです。
関節の構造の特徴や、気圧や湿度などの気候の影響、東洋医学的な考えも含めて学んで頂き、
耳ツボや足ツボの話もまじえてお話しさせて頂きました。
次回は、いよいよ最終講座となります。
とにかく、できるだけわかりやすく、楽しく学んで頂きたいと思い行ってまいりました。
「最後、受講して良かった。」だけでなく、お灸の良さを実感して頂いて、みなさんの養生の一つとして
続けていただけるようしっかりとお伝えしたいと思います。